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お知らせ
尾州インパナ塾成果発表会(夢にときめけ!明日にきらめけ!)
本日は晴天のもと、尾州インパナ塾の1年の集大成、成果発表会が行われました。
尾州インパナ塾とは、公益財団法人尾州ファッションデザインセンターが手がける繊維産業人材育成事業の一つで、産地の将来を担う人材育成を目的とした1年間のカリキュラムです。
内容としては、繊維産業の全工程である「紡績、織物、ニット、染色、整理仕上げ、縫製」について、大学教員、経験豊富な技術者・研究者をはじめ、各分野の専門家が講義指導を行い、地元協力企業にてインターンシップを実施したり、試作開発実習ではグループに分かれ、様々な多くの知識、情報をベースにして、グループごとに開発テーマを設定し、紡績、糸染、製織(製編)・整理仕上げなどを経て最終のアパレル製品の制作を行いました。
その成果、大発表会でした。
滝善からは、今年度(第18期)は2名が受講し、無事に終了証書をいただきました。
海外販売チームのG君と製造開発グループのKさん。


特にKさんは皆勤賞で勤勉な態度と積極的な姿勢が評価され、栄えあるインパナ賞を受賞。
各グループごとの発表では、今回の全体テーマがPLA(ポリ乳酸繊維)を使用するということで、かなり取り扱いの難易度が高い素材でしたが、各グループ工夫をこらして、製品化されていました。
Kさんグループの作品。「エコポコ」

糸はウールxPLAを使用した、ストレート糸と滝善が得意とするブークレ糸を使用。色も生成使いと草木染の2種類を使いエコでポコな感じ。

そして対するG君のグループのテーマは「カジュアルサマージャケット」
長良川の鵜飼いをモチーフに生地を制作。

長良川と夜と炎を取り入れてた柄に仕上がっています。
G君がモデルとして颯爽とランウェイを駆け巡り。。
最後はSATURDAY NIGHT FEVERで決めました。

受講生も多様性のある面々で若手からベテランまで、織屋さん、紡績、撚糸業、染色整理業など幅広い。
いくつになっても、自主的に勉強をしたいと思うことは、素敵なことですね。
是非、この1年学んだこと、経験、人脈を活かしてください。
夢にときめけ!明日にきらめけ!
第一期受講生より